1.お客様の目的に合った「ホームページ」を制作する為に・・・

私どもは、お客様の目的に合った「ホームページ」を提供できたらと考えております。我々が一つのサイトを制作するのには何十時間、何百時間という時間を費します。「ホームページ制作」というのはそれほど時間のかかる作業になります。

ホームページを制作する際の「制作費」の大部分はその「人件費」になります。ですので、無駄な変更ややりとりが多ければ多いほど、最終的に出来上がるサイトの質はどうしても低下してしまう事になります。

勿論、制作過程の中で変更はつきものです。途中で内容を変更した方が良いケースもたくさんありますので、そのようなケースは上記の「無駄な変更ややりとり」には当てはまりません。

さて、ここで制作する上での「予算」・「時間」・「質」の関係性について触れてみたいと思います。

1. 1.「予算」に余裕があっても、制作するホームページの「質」を高めるには、「時間」がかかります。
2. 2.制作するホームページの「質」を高める為に、沢山の「時間」を使って制作すれば、「予算」がかかります。
3. 3.「予算」がたっぷりあっても、制作に使える「時間」が少なくなれば、ホームページの「質」は若干低下します。

私どもは上記の関係性と制約の中で、少しでもよりよい「ホームページ」を制作できるよう努力しております。お客様にこれらの事を少しでもご理解頂き、制作の際にご協力頂く事により、お客様の求める成果を得られるようにする事が出来ればと考えております。

2.「ホームページ制作」は、「家を建てる作業」と同じ？

「ホームページ制作」を初めてご検討頂いているお客様にとって、制作のご依頼から納品までの流れをイメージするのは困難な事かと思います。「どのような流れで制作し、Webサイトが出来上がっていくのか？」、その業務フローを思い浮かべた時、私どもは「ホームページを制作する作業」は「家を建てる作業」に近いと考えました。

さて、自分の所有する土地にオーダーメイドで一戸建てを建てる時、まず建築主（注文者）は建築する家の希望やその優先順位等を決めていきます。

例えば、リビングは何畳で台所にはカウンターキッチンを配置して、寝室は北側に配置して、ここに出窓をつけたいななど・・・まず、家を建てる前にこれらの希望や条件等を業者に伝え、それに基づいて設計者が部屋の寸法や配置など家全体のデザインを建築図面として作成すると思います。

さて、これらが固まったら、大工さんはまず基礎の部分を作ります。この「基礎の部分」は家の土台となる部分ですので非常に重要な部分です。 次に、柱を立てて梁をめぐらし、壁や床、屋根などの部分を作っていきます。そして、次はキッチンを取り付けたり、襖をいれたりと装飾の部分に入っていきます。最後の作業としてお客様への引き渡し前に、きちんとドアが開くか、窓はスムーズに開くのか、などの簡単な検査をして、床に散らばったごみを綺麗に掃除してお客様への引き渡しです。

それでは、例えば柱を建てる工程まで工事が進んだ段階で、「やっぱりリビングの部屋の形状を少し変更したい！」となったとしたら、どうするでしょうか？現実的にはこのような無茶な話はないかもしれませんが、もし実際にそうなったとしたら、基礎から造り直さなければなりません。もっと言ってしまうと、図面を書き直すところからやり直しです。そのような事のないよう、家を建てる前にデザインや構造まで細かい部分を全て完全に決めてから実際の工事に入ると思います。

「ホームページ制作」も、「家を建てる作業」とほぼ同じ工程を踏むと考えて頂くとイメージしやすいかと思います。

まずは、

1. 1. 「何のためにホームページを制作するのか？」
2. 2. 「トップページとサブページを含めて全部で何ページ制作するのか？」
3. 3. 「各サブページにはどのようなコンテンツをどのくらい掲載するのか？」
4. 4. 「どのようなデザインにするのか？」・・・など

上記事項を決定する事で、家を建てる時の「図面にあたる部分」を決めていきます。
この部分を曖昧に決めたまま次の工程に進んでしまうと、あとで大幅な仕様の変更が出てきたりしますので、また最初から制作し直す事にもなりかねません。
これらの項目をがっちりと固める事は、最終的に出来上がるサイトの質にも影響します。

これらの「図面にあたる部分」ができたら、次に「基礎の部分」を作っていきます。
ホームページの基礎となる部分をHTML、CSSやJavaScript、PHP等のプログラムなどを使ってコーディングしていく作業がこの部部にあたります。

それが終わると、壁や床、屋根や装飾品などをつけていく作業。
これは、予め決められたコンテンツの内容や写真の配置などのコーディングしていく作業になります。

最後に、動作確認やHTMLコード等の整形のお掃除をしてサイトを公開（＝お引渡し）になります。

さて、少しでもお客様にとって、そのサービスの理解の助けになれば良かったのですが、少し分かりにくい部分もあったかと思います。その点につきましては、どうかご容赦下さいませ。

3.ご依頼頂く際に、最初に決めて頂く３つの事項

弊社は、さまざまなお客様からのお問い合わせがございます。制作するホームページのコンテンツ内容や制作するページの構成、デザインのイメージなど全体像が明確に決まっているケースもあれば、何の為に制作するかがはっきりせず、全てが漠然としていて、どのようなホームページを制作したいのかがはっきりしていないケースもあります。

前者の場合、制作するサイトの全体像がはっきりしている為、制作の工程にも無駄が少なく、細かい部分にまで気を配ったホームページを制作する事が可能となります。しかし、後者のような場合には、制作の工程に無駄が多くなり、完成したものも中途半端なものになってしまいがちです。

せっかく予算を割いて制作するのですから、弊社は、少しでも「お客様が成果を得やすいホームページ」を制作できればと考えております。このような理由から、弊社に制作をご依頼頂く際に、最初に最低限決めて頂く３つの事項がありますので、以下に決めて頂く事項とその理由を簡単に列挙させて頂きました。

まず、最初に決めて頂く事項は「制作の目的」をはっきりさせる事です。

ご依頼の際に、「何の為にサイトを制作するのか？」という「制作の目的」については、どこのホームページ制作会社に依頼しても聞かれる必須事項です。何故ならば「制作の目的」によって、サイト制作の上での明確な「ゴール」を設定し、それに向かって制作するからです。ホームページに掲載するコンテンツ内容、コンテンツ量、サイトの見やすさ等、制作する上で考えなければいけない事項はたくさんあります。これらのさまざまな条件や内容によって、またデザインも決定していきます。このような関係から、ホームページ制作会社にとってクライアント（お客様）の「制作の目的」をはっきりとさせる事は非常に重要な事と考えられています。

それでは、「制作の目的」としてよくある例をいくつか以下に挙げてみます。

1. 1. 会社のインフォメーションや窓口としてとりあえずホームページを制作したい。
2. 2. ホームページからお客様（ターゲットの顧客層もはっきり決める）を呼び込みたい。
3. 3. ホームページ上で商品を販売し、売上げを作りたい・・・など

上記の例はあくまで一部です。

先にも述べたとおり、「制作の目的」によって制作するサイトのデザインやページの構成などを決定します。逆に言うと、上記のような「制作の目的」が明確に決まっていないと、制作途中で迷いが生じ、制作するサイトが中途半端で質の低いものになってしまいがちです。

次に、二番目に決めて頂く事は「制作する総ページ数及び各ページのページ名を決める」事です。これは、サイト全体の中でどういう構成で制作するかという事をはっきりさせておく意味で重要になります。勿論、後から追加をする事は可能ですが、最低限これは作るというものは最初に決めて頂かなくてはなりません。コンテンツの内容や制作するページは、「制作の目的」に基づいて決めていきます。何を作ったらいいか分からない場合は、同業者のホームページを参考にされるのも一つの方法です。それでも迷ってしまう場合には無料にてご相談に乗らせて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

最後に、三番目に決めて頂く事項は「ホームページ制作後にどのような運営をしていくか？」を決めるという事です。以下に例を挙げます。

1. case1. 「全体的に（頻繁にあるいはたまに）更新をしていく」
2. case2. 「特定のページのみ（頻繁にあるいはたまに）更新をしていく」
3. case3. 「更新が必要になった時のみ更新する（年に一度程度等）」
4. case4. 「全く更新はしない」

上記のような例が挙げられれます。

弊社にご依頼頂く際は、最低上記の３点は決めて頂きます。
勿論、制作するサイトのイメージが明確に描かれているお客様に関してましては、以上のような事をお話しする必要はないかもしれません。その際は、細かいご要望を当方にお伝え頂ければ幸いです。

4.ご依頼の際に用意頂くもの

弊社にご依頼頂く際に、何を用意すればいいか分からないお客様もいらっしゃるかと思いますので、参考までに最低限ご用意頂く２項目について以下に列挙させて頂きます。

1. 1.制作するサイトの各ページに掲載するテキスト素材（.txt .docx .docファイル等）
2. 2.制作するサイトの各ページに掲載する写真等の画像素材（但し、こちらで代行購入する事も可能です）

最低限ご用意頂く項目は以上に２項目になります。また、依頼頂く際にご自身で必要だと判断される素材等がある場合、そちらもご用意下さい。